インナーブランディングとは?

about Inner-Branding

〜ブランドは「社内」から構築する〜

1. 従業員エンゲージメントを高める「インナーブランディング」


これまで「ブランディング」というと外向きにばかり意識が向けられてたのではないでしょうか?
しかし、ブランドの根幹となる製品・サービスを作り上げるのはその企業で働く従業員に他なりません。また、営業、販促、顧客対応も言わずもがなです。
昨今では、テレワークの普及や人材の流動性が高まる中で、従業員の帰属意識が下がっている、企業文化が薄まっているといった現象は、多くの企業で見られます。
そうした中、TCDでは事業の成長を支える従業員に向けた「インナーブランディング」の支援を、これまでは企業ブランディングの延長で行っていましたが、インナーに特化してご支援することも増えています。


取り組み例
・エンゲージメントを向上させたい:エンゲージメントスコア +20pt
・社員一人ひとりに理念の内省化を促進したい:「MVVを自分の言葉で説明できる」社員 80%
・理念を実際に行動に移すようにしたい:MVVに基づく社内企画・計画 98%
・採用に寄与るすブランディングを行いたい:ブランディング後の採用母集団 5倍

2. ブランド課題をあぶり出す


プロセスとしては、まず企業ブランドコンセプトを固めるところから始めます。既にパーパスやミッション・ビジョン・バリュー(MVV)が定まっている場合は、理解・浸透施策から取り掛かります。


①定量調査

まず、ブランドの状態を顧客調査を通してフラットに評価します。ブランドの強み、弱み、ブランドイメージ、ロイヤリティなどを、できれば競合ブランドとの比較の中で評価します。また、顧客だけでなく社員から見た評価も同様に定量的に測っていきます。

②定性調査

次に、社内のキーマン(社長や役員)からは定性的に、現在抱えている課題や、市場環境、強みや弱み、今後目指す方向性など網羅的にヒアリングします。また、社員からはワークショップという形で、定性的な評価を掬い上げていきます。

③ギャップ分析

①②を通して、必ずギャップが見えてきます。顧客の感じている・認識しているブランド像、社員が自覚しているブランド像、マネイジメント層が思い描いている、または目指しているブランド像。この中で最も大きなギャップ、または成長の足枷となっている課題をあぶり出していきます。

これらの材料が出揃うと、ブランドが中長期的に目指す姿が具体化してきます。ブランドコンセプトの策定プロセスについては「ブランディングとは?」のページに詳しく記載していますので、そちらをご確認ください。

3. 社内にポジティブなサイクルを生み出す


ブランドコンセプトとなる「パーパス」や「ミッション・ビジョン・バリュー」は、策定してからがスタートです。社内に理解を求め、共感を生み出し、新しい行動を起こしていってはじめてブランド課題の解決に向けて動き出すことになります。


①理解浸透:“気づき”の創出

理解浸透フェーズではまず、リーダー層を対象に説明会を行います。実際に各部署のスタッフに啓蒙していくインナーブランディング・アンバサダーとして、十分なコミュニケーションを行い現場をリードしていく土台とします。

②行動促進:“参加意識”の醸成

企業理念というと、つい現場から距離のあるスローガンと受け止められがちです。そこでインナーブランディングでは、しっかり現場にブレークダウンための仕組み化を行います。

③共有:“フィードバック”の推進

また、個人からチームへ、チームから部署全体そして全社へ、それぞれの行動がどういった結果に結びついたか。行動を共有することで新たな気づきが生まれ、また評価と結びつけることで自分ごと化を強化し、ポジティブなサイクルに繋げていきます。


4. インナーブランディングの効果測定


インナーブランディングを実施する際は、必ず、どの課題をどう変えていくのか、実施前と実施後を定点観測する必要があります。企業理念を発表する、研修会・ワークショップを実施する、それだけでは現場には定着しません。では、どのような調査を行なっていけば良いか?一例を以下にご案内します。


①どれくらい「自分ごと化」できているか?

パーパスやバリューの言葉が、日常的に現場で使われているか?理念を体現した例などを思い浮かべられるか?トラブルが発生した時の判断材料として役立っているか?など、現場に即した効果を確認していきます。

②どれくらい「行動」につながっているか?

仕事の進め方で迷った時など判断のスピードが高まったか?上司の指示やフィードバックが企業理念と一貫性があるか?会議や企画の検討時に理念やバリューに基づいた確認がされているか?など、行動にどれくらい影響を与えるかを確認します。

③どのくらい「再現性」が高まっているか?

他部署の判断や動きに納得できる、理念に沿った行動が評価につながっている、または顧客の反応やトラブル回避などの効果として実感できているなど、アウトプットの再現性が組織として共通化できているかを確認します。




TCDでは、50年にわたりブランディングの実績、さまざまな経験を蓄しており、BtoC企業・BtoB企業かかわらず、100業種を超えるブランディングサポートをしてきました。ブランドを支えるのは現場で働く従業員です。組織として同じ方向を向いて、協力しながらブランド課題に取り組んでいく、インナーブランディングでは組織密度の高い状態を目指していきます。

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